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試験監督に向いている素質
特に必要な素質はありません。強いて言うならば、じっとしている、ぼーっとしているのが、苦でないひとでしょうか。それらが苦手、または落ち着きがないひとは、丸一日試験監督をすることに、苦痛を感じてしまうかもしれません。
それと、朝が早いことが多いので、早起きが苦であると感じるひとは、続かないかもしれません。
特に、試験内容について詳しい必要はありませんし、その試験の勉強をしているという必要も全くありません。逆に、その試験について知りたいと思っても、試験内容について知る機会はありません。この仕事では、問題も回答も、知ることができません。
それと、これは試験監督の仕事に限ったことではありませんが、言われたことを忠実に行うことができるひと、そして単純作業・ルーティンワークの中にも、喜びを工夫してみつけられるひとは、仕事を楽しむことができると思います。せっかく仕事をするなら、楽しい方が良いですよね。
それと、必須ではありませんが、コミュニケーション能力があると良いと思います。日雇い的な仕事は、職場の人間関係に煩わされることがない代わりに、どんな職場でも、そこで働くひとたちと、その都度「初めまして」で、コミュニケーションをとらなくてはなりません。人見知りをしてしまうひとにとっては、そちらの方が煩わしく感じられるかもしれません。
そして、試験によって、さまざまな受験者がやって来ます。それらの受験者の接客をするのも、試験監督の仕事。子どもから学生、社会人、リタイア後のひとまで老若男女、どんなひとでも来場する可能性があります。
自分が受験するときのことを想像してみてください。入試でも、資格でも何でも良いです。誰でも一度くらい、受験の経験がありますよね? 何ヶ月も、何年も、一生懸命勉強してきた成果が試されるときです。緊張しています。
さてそんなとき、会場にいる試験監督に、どのように対応してもらったら安心しますか? 自分の席が見つからないとき、トイレが見つからなくて困っているとき、空調が悪くて困っているとき、忘れ物をいてパニックになっているとき・・・・・・受験者の気持ちを想って接客ができると、この仕事は、より素晴らしい経験になると想います。
